2007年12月19日水曜日

都市と環境


1.環境を経済成長と国際貢献のエンジンに
地球温暖化、気候変動をはじめとする環境・エネルギー問題は最大の課題であり、こうした
環境問題への対応はこれから世界が経済成長を持続させていく上で益々重要性が高まって
いくものである。
特に、これから大きく成長が見込まれるアジアでは、エネルギー需要が大幅に伸び、これと
あわせて環境・エネルギー対策に係る需要が増大していくものと見込まれる。
一方、クリーンエネルギー、グリーン技術、ナノテクノロジーやバイオテクノロジー等のハイテ
クは日本が世界トップレベルであり、日本にとっては環境ビジネスを伸ばしていくチャンスでもあ
る。
こうした世界に冠たる環境・エネルギー技術で世界的課題の解決に貢献し、環境を世界と
日本の経済成長の最大のエンジンとすべきである。
<主たる検討課題>
① 環境分野における技術協力、国際共同研究・共同実証等の推進(ODA活用策等)
② 環境分野国際リーダー育成
③ 環境技術の国際展開の加速化(国際標準化等)
④ 環境ビジネスを伸ばす仕組み
⑤ 環境外交の強化

2.次世代投資倍増(若者への投資、IT利用拡大に向けた取組み)
イノベーションを絶え間なく創造する基盤は「人」であり、今後、日本が人口減少の局面に入
っていく中で経済成長を持続させていくカギは、我が国に育まれ、活躍する「人」の力如何に
かかっている。
我が国全体の政策の視点として、ハード面でのインフラ整備など「モノ」を優先する考え方か
ら、科学技術や教育など競争力の根源である「人」に着目して投資する考え方に重点を移し、
特に次世代を担う若者への投資の倍増を目指すべきである。
同時に、ネットワーク革命が起こりつつある現在において、将来にわたって生産性を高める
基礎インフラはITであり、いまだIT利用が十分でない分野での利用促進、さらにはIT利用に関
する様々な民間主導の新しいアイデアが市場化される仕組みづくりを強化すべきである。
その際、従来のハード志向からシステム重視のソフト志向とする必要がある。

<主たる検討課題>
① 若者の国際交流の抜本的拡充
・ 中学生、高校生のアジアの仲間との交流拡充
・ 大学生以上の交換留学の大幅拡充 等
② 奨学金の拡充等、若者がチャレンジする機会の拡大
③ 理数教育の充実
④ 生産性向上につながるIT活用の促進(オープンでユニバーサルなITインフラの整備
等)

3.大学改革
世界の大学は、国際間での大学連携、グローバル企業との産学連携、留学生・社会人・学
生の競争・連携拠点として、ダイナミックに変革を遂げている中、日本の大学も好むと好まざる
とに関わらず競争に巻き込まれている。
日本の大学も世界に対しオープンになり、多くの外国人が日本の大学で学び、切磋琢磨す
ることで、新たな活力を創造する場として再生し、活力ある多様な人材を多く生み出す場とな
るべきである。

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